卓球用語集随時更新
あ行
- Armstrong(アームストロング) 日本の卓球メーカー。アタック8が有名。
- アンチラバー 裏ソフトと似ているが表面がツルツルしていてすべる。回転を吸収してナックルにしてしまう。
- アナトミック(AN) ラケットのグリップの1種。グリップの中心が山になっており手にフィットしやすい構造。
- アシックス 国内大手スポーツメーカー。ミズノとは違いこちらはシューズとウェアが基本。シューズはVICTASと共同開発をしている。
- andro(アンドロ) ヨーロッパの卓球メーカー。ラザントが有名だが、廃盤となり現在はラザンター。
- VICTAS(ヴィクタス) ヤマト卓球が登録している商標。Vシリーズが有名。丹羽選手などトップ選手が契約。
- XIOM(エクシオン) 韓国の卓球メーカー。オメガシリーズやヴェガシリーズが有名。
- ウェア ユニフォーム。卓球ではユニフォームのことをウェアと呼んだりする。
- ヴェガ XIOMが出しているラバーシリーズ。安価ながら性能がよく、老若男女問わず非常に人気。計10種類。
- 裏ソフトラバー 表面がツルツルだが引っかかりがよくスピンスピードが出るラバー。ほとんどの選手はこれ。
- エッジボール 台の角に当たったボール。1点として認められるが、これで点を取ると手をあげるなどして謝る。
- オープンハンド 手をパーに広げること。サーブの時は必ず手を広げて垂直に16㎝以上ボールを上げる必要がある。
- オメガシリーズ XIOMが出している裏ソフトのラバーシリーズ。ヴェガシリーズとは違い、トップ選手向けの性能を備えたラバー。
- 表ソフトラバー 表面がツブツブしているラバー。粒の高さによってスピンがかけやすい、変化が出るなどある。
か行
- カウンター ドライブやスマッシュを台の近くでスイングして返す打法。非常に得点力が高い。
- カット 上回転を下回転で返す打法。カットマンやしのぎの返し方として使われる。
- カットマン カット主戦型。相手のドライブをカットで粘り、チャンスボールを攻撃する守備スタイル。最も観客を沸かせやすい。一方で、トップになるの時間がかかること、ルールの面、練習量の確保などからトップ選手は少なめ。
- カデット 中学2年生以下の部。中学1年生の部とそれぞれ分かれている。
- カブ 小学校4年生以下の部。
- カーブドライブ 利き腕と反対に曲がるドライブ。巻き込むようにしてドライブを打つ。反対はシュートドライブ。
- 帰化選手 もともと持っている国籍を変えて、別の国籍にして出場している選手。特に中国選手が多い。世界選手権では帰化選手の出場条件が非常に厳しい。
- 逆チキータ 逆横回転をかけて打つフリックレシーブ。ミユータ、ディアグロと呼ばれることもある。
- クロス 卓球台の対角線で狙いやすいコース。自分のバックからクロスに打つことをバッククロス。自分のフォアからクロスに打つことをフォアクロスと呼ぶ。
- ゲーム 試合のこと。11点先取すること。昔はセットと呼んでいた。
- 後陣 台からかなり離れた位置(3m以上)。しのぎやカットで返すことが多い。
- 紅双喜(こうそうき) 中国の卓球メーカー。ダブルハピネス。中国では最も有名なメーカーで、多くの中国トップ選手はここと契約している。代表的なラバーはキョウヒョウシリーズ。
さ行
- サーブ(サービス) 第1球目。色々な回転・回転量・コース・速さ・組み合わせがあると強い。
- 3球目 サーブレシーブから続く次の返球。サーブとセットで練習すると強くなりやすい。
- シェークハンド(シェーク) 握手するように握るラケット。人差し指はラケットに添える。現在はこれが主流。
- しのぎ(しのぐ) 後陣でロビングやカットなどで返す守備の技術。こうなると攻撃し返すのは難しい。
- シュートドライブ 利き腕と同じ方に曲がるドライブ。ラケット面を開いてドライブを打つ。反対はカーブドライブ。
- ジュニア 高校2年生以下の部。
- ショート ペンで使われるバックハンドの技術。身体の正面でラケットを押すようにして打つ。
- シングルス 1vs1の対戦。
- STIGA(スティガ) ヨーロッパの卓球メーカー。中国選手や日本選手も愛用している。特にラケットが有名。
- ストップ レシーブの1種。ネット際に落とすレシーブ。レベルが高い選手ほどよく使われる。
- ストレート サイドラインと平行のコース。リスクはあるが得点率が高い。自分のバックからストレートに打つことをバックストレート。自分のフォアからストレートに打つことをフォアストレートと呼ぶ。
- ストレート(ST) ラケットのグリップの1種。グリップがまっすぐでオーソドックス。
- スマッシュ 最も速い攻撃打法。ラケット面を相手コートに向け叩きつけるようにして打つ。
- 世界卓球 世界卓球選手権の通称。個人戦と団体戦が1年おきに行われる。1920年代から続く歴史のある大会。
- セット ゲームと同じ意味。今はゲームと呼んでいる。
- 全日本選手権 日本で最も大きな大会。ホカバカデットジュニア一般と6クラスある。
- 前陣 台の近くの位置(1m前後)。多くの選手はここでプレーする。
- 前陣攻守型 台の近くで粒高ブロックなどの変化でチャンスを作り、フォアで攻撃するスタイル。代表選手:福岡春奈選手。
- 前陣速攻型 台の近くで速いピッチでラリーをして得点を重ねる攻撃スタイル。特に女子に多い。代表選手:伊藤美誠選手。
た行
- 台上バックハンド 上回転を加えたフリックレシーブ。これもチキータと呼ばれる。
- タイムアウト ゲーム中に1度取ることができる休憩及び作戦タイム。1分間認められる。
- タオル 6の倍数及び最終ゲームでコートチェンジしたときに使用が認められている。
- 縦目 表ソフトや粒高の粒が縦に並んでいるラバー。スピードや変化がつきやすい。反対は横目。
- ダブルス 2vs2の対戦。テニスとの大きな違いは選手が交互に打たなければならない点と、サーブのコースが決まっている点。
- タマス バタフライを商標登録している国内卓球メーカー。テナジーが最も有名で多くの選手に愛用されている。世界卓球で最も使用されている用具メーカーでもある。
- チェンジコート コートを交代。ゲーム間及び最終ゲームで5点取ったら行う。
- チキータ 横回転を加えたフリックレシーブ。台上バックハンドと総称していうこともある。
- 中国 現卓球王国で世界第1位。馬龍、許昕などが有名。
- 中国式ペン 通称中ペン。ラケットの1種。シェークのようなブレードでグリップが短い。裏面にラバーを張って裏面打法をする方が多い。
- 中陣 台から少し離れた位置(2m前後)。ドライブの打ち合いやカットなどはこのエリアが多い。
- ツッツキ 下回転のボールを下回転で返すこと。ダブルカットともいう。レシーブの定番。
- 粒高ラバー 表ソフトより粒が高く変化が出やすいラバー。回転を反射することが大きな特徴。
- TIBHAR(ティバー) ヨーロッパの卓球メーカー。サムソノフ選手が長年契約している。代表的なラバーはエボリューションシリーズ、グラスDテックス。
- テナジー 多くのトップ選手が使用しているバタフライのテンションラバー。計8種類。
- TSP(ティーエスピー) ヤマト卓球が登録している商標。ボールが有名。スヴェンソンの子会社。
- ディグニクス バタフライから出るテナジーより性能が高いラバー。1枚およそ9000円以上とかなり高値だが、性能はピカイチ。
- Tリーグ 卓球のプロアマ混合のリーグ。松下浩二がチェアマン。世界一の卓球リーグを目指している。現在はノジマTリーグ。
- デュース 10-10のこと。先に連続して2点取ると勝ち。
- テンションラバー よく弾むラバー。卓球歴が増えると大概このラバーになる。
- DONIC(ドニック) ヨーロッパの卓球メーカー。ドイツのオフチャロフや世界チャンピオンだったワルドナーが契約している。代表的なラバーはブルーストーム、ブルーファイア、アクーダなど。
- ドライブ 上回転を加えた打法。最もポピュラーな攻撃手段。
- ドライブマン ドライブを主体とした攻撃選手。世界のトップ選手のほどんどがこれ。
な行
- ナックル 無回転。回転がないこと。ナックルに限らず卓球は野球用語が使われることが多い。
- Nittaku(ニッタク) 日本卓球が登録している商標。ファスタークが有名。
- 日本式ペン 通称日ペン。日本発祥の昔からあるペンのラケット。多くの方はペンのラケットというとこれを想像するはずだ。
- ネットイン ボールがネットにあたって入ること。サーブ以外はラリー続行。これで点を取ると謝る事が多い。
- 粘着ラバー シート表面がシールのようにベタベタしているラバー。非常に回転がかかる。中国製が特に多い。
は行
- ハイドサーブ 身体の一部を使ってボールを隠して打つサーブ。現在では禁止行為。
- 弾む接着剤 グルー、チャックとも呼ばれる。有機溶剤入りの接着剤。塗ることでラバーの反発性能があがり、ボールのスピードとスピンが飛躍的にあがる。何回も塗ることで性能がさらに上がる。現在は禁止行為。
- バタフライ タマスが登録している商標
- バック(ハンド) 利き腕と反対側のこと。反対はフォア。ハンドがつくこともある。
- バッドマナー 選手としてあるまじき行動を取ると受ける。2回受けると失点や退場などの措置を処する。
- ハンドソウ ピストルのようにグリップが曲がったラケット。非常に握りやすい。ハンドソウのみが出場できる大会があるらしい。
- バンビ 小学校2年生以下の部。
- ピン球 ピンポン玉。基本的に色は白。練習球と試合球でグレードが分かれる。
- ファスターク ニッタクが出しているテンションラバー。石川選手や伊藤選手が使用。計4種類。
- フィッシュ ロビングに上回転をかけてバウンド直後に変化をつける技術。スマッシュするのにはコツが必要。
- フォア(ハンド) 利き腕側のこと。反対はバック。ハンドがつくこともある。
- フォルト 違反とされるサーブを打つと審判から発せられる。失点する。
- ブースター 補助剤とも呼ばれる。接着力はなくブースターを塗った後、通常の接着剤を使用することで、弾む接着剤に近い効果を持つ。
- プッシュ 粒高やペンで使われる。バックで押し込むようにして打つ技術。
- フリック レシーブの1種。払う技術で最も攻撃的なレシーブ。
- フレア(FL) ラケットのグリップの1種。グリップエンドに向かって広がっており、手の小さい方でも握りやすい。
- ブレード 海外ではラケット本体。国内ではラケット面の大きさを指す。面が大きいものもあれば小さいものもある。
- ブロック ドライブやスマッシュを台の近くで当てて返す打法。守備の技術の要。
- ペンホルダー(ペン) ペンのように握るラケット。日ペンと中ペンとある。日本発祥のラケット。
- ペン粒 ペンホルダーでフォア面に粒高ラバーを張った、ペン前陣攻守型。粒高ならではの変化で相手を揺さぶり点を取るスタイル。
- ホカバ ホープス・カブ・バンビの総称。
- 補助剤 ブースターとも呼ばれる。弾む接着剤が禁止になったため販売されている。道具に対するドーピング材にかなり近い。使用禁止だが、一部の選手は隠れて使っているらしい。
- ホープス 小学校6年生以下の部。
ま行
- 巻き込みサーブ ラケット面を立てておき、身体に巻き込むようにして打つ逆横回転サーブ。
- マークV マークファイブと読む。ヤサカ社から出しているロングセラーの裏ソフトラバー。大変高性能で、発売当初はこれで世界チャンピオンになったほど。現在は技術が少しずつ使いこなせるようになった初級者が使うことが多い。7種類ある。
- マスターズ 30歳以上の全国大会。年代別で分かれている。最高齢は80歳後半の部。
- マルチボールシステム 複数のボールを準備し、試合進行を素早く行う仕組み。これが採用されるとボールを拾いに行く時間が短縮されるため、円滑にゲームを進めることができる。
- ミズノ 国内大手スポーツメーカー。特にシューズはミズノという方が大変多い。大島祐哉選手が契約している。近年はラケットラバーはもちろん、ボールにも力を入れており、老舗卓球メーカーを凌ぐくらいの性能ある商品も多い。
- ミドル 身体の中心部分。フォアでもバックでも返すのが難しいため、急所の1つとされる。
や行
- YASAKA(ヤサカ) ヤサカが登録している商標。ラクザが有名。
- 横目 表ソフトや粒高の粒が横に並んでいるラバー。回転がかけやすい。反対は縦目。
- JOOLA(ヨーラ) ヨーロッパの卓球メーカー。ダンスの名前が付いたラバーが多い。ラージボールでは愛用者が多い(気がする)。
- 4球目 サーブレシーブ3球目から続く返球。レシーブとセットで練習すると強くなりやすい。
ら行
- ラージボール 44mmと大きめのボールを使う卓球。ネットの高さや使用可能なラバーなど少しルールが違う。
- ラザンター アンドロ(andro)社が出しているスピンテンション系ラバー。RシリーズとVシリーズがあり、それぞれ回転系とスピード系に分かれる。硬さはRが37・42・47・50の4種、Vが42・47の2種。
- ラブ 0点のこと。
- ラブオール ゲーム開始。
- ラリー 打ち合いのこと。男子卓球は特にこれが盛り上がる。
- 裏面(りめん) ペンラケットの反対側のこと。昔は手首を返してバックを打っていたが、今は反対側にラバーを張りシェークと同じようにバックを打つ方が多い。これを裏面打法と呼ぶ。
- ループドライブ スピードは遅いが回転量の多いドライブ。これでチャンスを作って強打するのが主流。
- レシーブ 第2球目。サーブを返球すること。こちらも色々な返し方がある。
- レット サーブがネットインした時などに使う。サーブをやり直す。
- 練習球 練習で使うボール。価格も安めに設定している。試合球の選定に漏れたものを使うことが多い。
- ロビング ボールを高く上げて返すこと。しのぎの技術として使われる。
わ行
- YGサーブ ヤングジェネレーションサーブが正式。腕をたたんだ状態から広げて打つ逆横回転サーブ。