卓球界は思った以上に遅れています
三谷です
今日は
卓球界は思った以上に遅れていることについて
お話ししたうえで
今後必要なことを三谷が感じたことをあげていきます
◆卓球ブーム
今の日本は卓球ブームだといわれています
福原愛さん(愛ちゃん)から始まり
女子は石川佳純選手が続き
伊藤美誠選手、平野美宇選手、早田ひな選手など
が下の世代
木原美悠選手がさらに下の世代と続いています
男子も同様
水谷隼選手を始めとして
丹羽孝希選手、大島裕哉選手など
が下の世代
張本智和選手がその下の世代
松島輝空選手と続いています
2012年ロンドン五輪で卓球女子が銀メダルをとりました
ここから卓球強いんじゃね?
とささやかれることになりますが
今ほどの爆発は見せていませんでした
おそらく爆発したのは2016年のリオ五輪
水谷隼選手がシングルス、団体ともメダルを取った
これが大きいといえるんじゃないでしょうか
特に準決勝で対戦した馬龍選手とのラリーが壮絶で
卓球すげえといわれる
きっかけになったんじゃないかと
感じます
今見てもすごいですね笑
日本卓球協会が2000年初頭に打ちだした
様々な立案を計画・実行した結果
10年以上の歳月を経て
花開いたといえます
この勢いをさらに加速させようと
がんばっているのがTリーグ
世界一の卓球リーグにしようと
日本卓球界を盛り上げています
◆思った以上に深刻
そんな卓球界上層部は
いろいろ仕掛けをし
実行をして何かしらの成果を収めています
ですが、下層の下層
上層部を支えている
一般プレーヤー(草の根プレーヤーなんて呼ばれますね)や販売店は
あまり変わっていません
選手ですと
動画やインターネットで
練習以外でも技術に触れられる時間は増えたものの
練習内容がめちゃくちゃ変わっているわけではない
情報が有り余っている分
処理しきれず宙ぶらりんとなり
最新技術が出ても
できる人とできない人の格差が
より大きくより明確となりました
情報が先行してしまい
視聴者は置いてけぼりになることがある
販売店はさらにひどい
勤めていたこともあるのでよくわかりますが
いまだにクレジットカードやキャッシュレス対応
していないところがあります
ロクに広告や宣伝もせず
いまだに安売りだけでなんとかしようとして
売上を伸ばしているところもある
通販はもうなんといいますか笑
30%オフは当たり前
セールで40%オフ、それ以上するところもありますね
40%引くと
実質原価売りなんてこともありました
何のために商売しているのか
ホントわかりません笑
卓球用品自体の単価はあがっているものの
値引きすること前提なので
売る側に還元されません
値引きするってことは
利益を削って売ることですからね
参考に
10000円のラケットを売ります
モノを売るということは
どこかから安く買う必要があります
仮にそのラケットを5000円で買いました
1本売ると利益は5000円ですね
ですが卓球界では値下げをすることが
風潮となっています
セールでよく見る30%オフとしましょう
10000円の30%オフは7000円
7000円でラケットを売った場合
利益は2000円
3000円受け取る機会を失ってしまうということになります
3000円あれば結構いろんなことができる
消費者はもちろんですが
販売者も同じです
人間ですから
じゃあ利益10万出すには
ラケットを何本売ればいいか
10000円で売った場合20本
7000円で売った場合50本です
安売りすると30本多く売る必要があります
大変ですね汗
安売りすればたくさん買ってくれるんじゃないか?
そう思う方もいるかもしれない
でもどうでしょう?
ラケットってそんなすぐに壊れますか?
半年や1年に1回買うって方は圧倒的に少ない
卓球人口は日本でおよそ900万人
全員そのラケットを買うわけではありません
そのラケットがペンやカット用だったら
使う人が減る分
たくさん売る難易度はあがります
買う値段を安くするのは?
ラケット作る側(製作者)も当然材料費や加工費を差し引いて
利益を残す必要があります
1回で1000本とか買うなら安くしても利益残りますが
10本20本程度では安売りすれば生活できませんので
安売りできないでしょう
得た利益で販売者や製作者は生活するわけですから
毎月それなりの本数を売る必要がある
売れなければ死活問題です
◆まずはマネる・乗っかることから
ブームもあってか
卓球教室も多くなっています
東京はたくさんありますよね
基本スタイルは
レッスンプロと呼ばれるコーチが
マンツーマンで
目的に合わせて
生徒をコーチングする
私もそれをベースに教室運営しています
レッスンプロのほとんどは
全国大会以上の成績を残しているので
ハクがあります
私にはハクというものがないので
卓球ではない別のところから引っ張っています
徹底的に丁寧に行い
成果を出すことにこだわってやる
ライザップをヒントに行っています
キャッシュレスやクレジットカードも
今後現金が減り
キャッシュレス化が進むということで
PayPayを導入しています
最初はマネることからやれば
時短にもなるし
うまくいくかどうかもはっきりします
ブームに乗っかってやるのも1つの方法
それができたときにいよいよ
オリジナリティを発動させて作り上げていくんですね
サービス品質向上させて付加価値を付けまくり
値段以上のモノを提供する
そのヒントは卓球界を探っても
ヒントはなかなか出てこない
卓球界以外にも目を向ける必要がありそうですね