三谷です
本日は
スピードとスピン
についてお話しします
◆弾くとかける
卓球というスポーツは
・パワーがあれば勝つ
・身体が大きければ強い
・足が速い人は遅い人には負けない
など、何かが強ければ絶対強い
というものがありません
一昔前は
100m走しながらチェスをする
なんて表現されていました
最近では、感覚のスポーツだなんて表現されています
・速いと遅い
・切ると切らない
・止めると伸ばす
といった、変化に富んだ戦い方ができるほど
強いといわれるスポーツです
そのせいで、幼少からやってたほうが
強くなりやすいです
感覚ってなんぞや!?
って思いませんか?
卓球における感覚ってものを突き詰めて考えると
・(ボールを)弾く
・(回転を)かける
とカンタンに表すことができます
これを卓球でよく聞く言葉だと
・スピード(弾く)
・スピン(かける)
と置き換えることが可能です
ラバー選びでよく聞くフレーズ
回転はかかるんだけど、スピードが出ない
弾きすぎて制御できない
というようなやりとりですね
スピードとスピン
両方バランスよくきたえるのが理想ではありますが
感覚がわからない方々には
どちらを優先して鍛える必要があるでしょうか?
◆卓球に限らず答えは○○!
誤解しないでいただきたいのが
どっちかがよくてどっちかがダメだ
というものではありません
両方とも重要です
しかし、スポーツにおいて
重要な格言があります
スピードに勝るものはない!
卓球は、スピードというスポーツの基本軸に
スピンという要素を取り入れることで
できた戦術性の高いスポーツです
いろんな方の話を聞くと
・このラバーは回転がかからない
・ブチ切れサーブで点が取れる
と、スピンに着目されがちですが
卓球でも、スピードが1番重要であることは
いうまでもありません
しかし、卓球でいうスピードは
ボールのスピードだけとは限りません
・相手の狙いを読む早さ
・すばやくボールに近づく早さ
・ボールをとらえる早さ
など、様々な早さの集合体によって
その人の強さが決まるのです
なによりも、スピンをかけられるかどうかは
結局のところスイングスピードが影響するわけです
もちろん、スピンをかけやすいラバー、かけにくいラバーはありますが
・サーブの回転量
・ドライブの伸びや沈み
・カットの曲がりやはねあがり
は、スイングスピード次第で
いくらでも回転量が変わってしまうわけです
ですので、用具、練習、勝敗で困ったことがあれば
まずは、スピードを意識してみると
好転する可能性が出てくることが多いでしょう
おまけ
9月に差し掛かろうとしています
しかし暑い!
夏休み楽しく過ごせましたでしょうか?