ケース1 ラリーがなんとかできるほぼ初心者→(1年後)卓球部を圧倒できるようになった女子大生

当店のレッスンは
・お客様が当日のレッスンの目標を言う
・ヒアリングシートに書いた目標を達成するために強く、うまくなるためにやりたいこと、必要なことを自分で決める
というように自分で主体的に物事に取り組むために
三谷から今日は○○をやりますと提示することはありません

ですが
・何をどう決めたらいいのかわからない
・何から始めたらいいのかわからない
・指示してくれないと困る
という方も少なくありません

こちらでは、あなたが目標達成するために
・やるべきことや必要なこと
・その日のレッスンで決めること
の参考材料として使っていただければと思い
実際に通われていたお客様をもとに
・三谷のファーストインプレッション
・お客様がやりたい卓球を決めた上でのコーチ方針
・その後どうなったか
・達成要因
の内容に沿ってお話ししていきます。

今回はこちらのお客様を
どんなレッスンをしていたかお話しします。

プロフィール

20代女性
大学生
戦型:右ペン表速攻(片面)
月2回のレッスン(1回1~2時間)

レッスン前の環境
大学に入学してから卓球を始め、授業の中だけでプレーしていました。

三谷のファーストインプレッション

卓球初めて1年くらいだったこと
初心者だと言ってたこともあり、ラリーがなんとかできるレベル
特にバックが打ち方がわからないこともあり続かない
ツッツキもできなくはないが、回転がかかっていないためプッシュに近い
全面練習をすると言わずもがなである

  • コーチ方針

    基礎固め(STEP1)
    フォアとバック(特にバック)の基礎から
    ・上回転のフォア強打
    ・下回転のフォア強打
    ・バックショート
    ・バックプッシュ
    をマスターする

    点を取る(STEP2)
    ・どんな卓球がしたいか決める
    フォアもバックもどちらも打てるようになったところでどんな卓球がしたいか聞く
    バックが得意なのでバックからラリーを作っていけるようにする
    フォアに来たら1発で得点できるようにする

 

・サーブからの展開
バックへの返球を多くするためにバックサーブで逆横回転を出す
フォア前とバックへハーフロングサーブを主としナックルも混ぜる
バックへ返させてバック対バックを誘う
フォアに返した場合はフォア強打でラリーを終わらせる
強打がむずかしい場合、台の奥を狙ってラリー戦へとつなげる

・レシーブからの展開
とりわけカウンターが良く決まっていたので4球目攻撃を決められるようにすること
そのためにループドライブかコースを限定させた3球目攻撃をさせること
パッと見た感じや練習した感じだとフォアハンドが苦手な印象を受けるのでフォアに集まりやすい
それを利用してフォアでカウンターを決める

具体的プラン
・ツッツキからチャンスメークをする
どのツッツキだと打てず、どのツッツキだと強打できるか判断する
自分が強打できるボール
相手が強打が難しいボール
チャンスボールになってくれそうなボール
を相手が送ってくれそうなツッツキを送る
特に長さ・テンポ・ボールスピードの変化をつけること
・カウンター習得
ループドライブと強打に対するカウンターを磨く
苦手に見えるフォアハンドを逆手に取った戦略です
・バックの変化付け
選手は強力なフォアハンドがあると
打たれたくないことを恐れてバックへ打ちラリーを展開しようとします
この方はバックは得意なので相手を揺さぶってミスを誘っていきます
表ソフトということもあり、ナックルが出しやすい
台に入れることは前提とし、回転かける・ナックルで出すよう使い分ける

最大パフォーマンスを出す(STEP3)
試合に出て活躍することを考えていないため、特に考慮せず
簡易テストをしていただいたが、メンタル強度は高かった

その後どうなったか

1年後
卓球部の人に圧勝。
中高6年卓球部だった方に勝利しています。
授業ではこのお客様の対策を卓球部所属者が立てるくらいのレベルになる

  • 達成要因

    ・技術に頼らず頭を使っていたこと
    ・試行錯誤を重ねていたこと
    ・素直で積極的な姿勢だったこと

 

・技術に頼らず頭を使っていたこと
卓球スタートが遅かったこともあり、技術を極限までうまくして勝とう
ということを最初から考えていませんでした
その分、今ある技術を最大限に生かせる方法は何か?
を考え抜いていました
また、ゲームが好きでeスポーツの経験者
頭や素早い判断で状況を切り抜けることが当たり前なのがeスポーツ
卓球にそれが一躍買っていたと言えますね

・試行錯誤を重ねていたこと
私はもちろんのこと
授業で知り合った卓球がうまい人
サークルで知り合った卓球ができる人にいろいろ話を聞いていたそうです
また、時間があれば打ってもらっていました
その間にいろいろと試していました
試してできあがった成果(もちろん失敗作も)を私のレッスンで披露し改善を施していきました

・素直で積極的だったこと
レッスンの教えを吸収し、早速授業で試していました
こちらに何をしたらいいかという課題を求めることばかりせず
自分に必要なものは何かを考え、探し出したうえで自分なりに答えを毎レッスン持ってきていただいています

自分で必要なことを考えることが勝ちにつながる

卓球は基本的には選手1人で戦うスポーツ
いいことも悪いこともすべてあなたの責任
それを維持するのも
それを挽回するのも
選手であるあなたの力で決まります
私は選手ではありませんし、ベンチコーチとして常にそばにいるということは大変むずかしい

私から○○と○○が必要だから重点的にそこをやっていきましょう!

と聞かれていないのに声を大にして言うことは少ないです
強くなりたいなら自分から求めて聞きに来てください
必要なことをしっかりと回答します

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