三谷です
今日は
2つの試合から技術の移り変わりを分析してみます
◆水谷隼選手VS木造勇人選手
水谷選手と木造選手
ともに左腕の攻撃型として知られています
先月の全日本選手権の準決勝で対決しました
この試合は水谷選手が勝利し
決勝でも勝利
全日本V10を達成しました
が、この2選手
過去にも対戦は何回かしております
その1戦がこちらの動画
こちらも水谷選手が勝利しますが
この2つ大きな違いがあります
◆前陣でプレー
2019年は
レシーブから攻撃的に入り
カウンターを狙う
そんな展開が非常に多い
打ち合いになっても
台についています
2016年は台上で攻めることは少なく
コースをつく
フォアで強打を狙えるタイミングを計って
回り込んで打つ
返して来たら中陣での打ち合い
そんな展開がメーンですね
◆バックvsバック
2019年は顕著です
バックvsバックで揺さぶりをかけ
ミスを誘う
甘いミドルは
フォアでカウンターを狙う
そんな展開が多い印象
2016年は少ないですね
ネットプレーがかなり多い
双方フォアで打つには
どうするといいか
バックをあまり使わずして
ゲームを組み立てようとしている様子が見えます
◆バックはブロックする守備専門なのか
一般的な練習を見ますと
対人でバックを打つ練習をする場合
ブロックで打ちやすいところに返したり
ブロックで左右に振ったりと
ブロックをメーンとすることが多いです
フォアは攻撃
バックは守備
そんな印象があります
もちろんそれでも勝てます
ですが、普通のブロックだけをしても
慣れている選手からしてみれば
打ちごろなわけですね
同じようにやっても
より上にはなかなか行けない
そのために必要なのが
バックでもうひと工夫できるか
考えてみてはどうでしょうか
ブロック1つとっても
- 遅いブロック
- 伸びるブロック
- はじくブロック
- 止めるブロック
- 曲がるブロック
などあります
今回はバックでご紹介しましたが
何でも構いません
まずは何か1つでもいいので
普通の技術プラスアルファを身に着けてほしいと
心の底から思っています
この変化の多さ、種類の多さが
チャンスメークにつなげることができるんですね!
基本に立ち返り
まずは試合動画を見る
その上でなぜ勝てたか負けたかを分析し
次の練習に生かす
私はコーチですから
みなさんが普段の練習にいかせるよう
ブログという情報ツールで提供していきます