完璧にこだわると
いつまでたっても強くなれません
三谷です
今日は
完璧にこだわるとまずいですよ
というお話をします
◆完璧にこだわりすぎてない?
こちらでもご紹介していますが
練習時間を見ると
圧倒的に技術に割く時間が多いです
なぜかな~と私なりに考えてみました
いくつかあるでしょう
その中でこれかなと思ったのが
完璧を目指そうとする
からなのかと仮設を立てています
どういうことか
ある日フォアハンドを練習したとして
大小違えどうまくなったとします
ですが本人の中でイマイチ納得がいっていない場合
もっとフォアハンドをうまくしてから
他の技術の練習をしよう
そう思ってしまうんじゃないかと感じています
ですがやれどもやれども
いつまでたっても自分が追い求めているような
理想のフォアハンドを打つことができず
時間だけが過ぎていく
結局他の技術の調整が試合までに間に合わず
大したことができず終わってしまう
だからじゃないかと思ったわけです
◆完璧にこだわるといつまでたっても強くなれない
卓球とはサーブレシーブから始まり
3球目4球目と続き
それでも決まらなければ
ラリー戦に持ち込まれます
ラリーのおよそ70%は
5球以内で終わるそうです
試合で使うフォアハンドは
多くて1試合中数十本です
実際はそれ以上に大事な技術が
ありますよね?
そうです
サーブレシーブです
サーブレシーブから始まるわけですから
この2つは必ず避けて通ることができない技術
サーブレシーブを無視して
フォアハンドやバックハンドばかり
練習する方もいます
試合しないならまだしも
多くの方は試合で勝ちたいから練習するんじゃないでしょうか
フォアやバックがうまくいかないと
その練習ばかりしてしまうのです
フォアやバックを完璧にするまで終わらない
じゃあそんな方にお聞きしたい
あなたの求めるフォアやバックの完璧って
どんなものなんでしょうか?
どんなボールもノーミスでしょうか
どんなボールも得点できるようなボールを打つことでしょうか
そういった目的すら
決まっていない方がなんと多いことか
◆80できたら次へ移る
私から提案するのはこれ
80%くらいできるようになったら次へ移る
80%くらいできるがみなさんによって変わりますが
例えば
会心のフォアハンドが2~3本決まったらバックやる
台上処理が2本に1本くらいでイメージ通りのボールが打てたら次に移る
くらいの感覚
理想より物足りないかなーくらいで大丈夫です
100%じゃなくていいのか?
その日の体調で最大限の打ち心地にならなくていいのか
と思うかもしれませんが
問題ありません
本番前日でしっかりやって最高のイメージで臨むのであれば
しっかりやるべきでしょうが
普段の練習から完璧にこだわる必要はありません
試合で使うすべての技術が80%以上のデキにして
それでももっとという状態になって
完璧を目指す方が
時間を有効に使えます
◆必ず実践練習しましょう
80%やった上で大事なのは
必ず実戦練習までやりましょう
フォアクロスのドライブだけやって
満足して終わりでは
ただやっただけ
試合で使える技術にはなりません
試合で勝つことを目標にやるのでしたら
そこまでを想定したうえで
練習していきましょう